今年3月、国立循環器病センター心臓血管外科のICUの医師達が
一斉に退職した件ですが、当時多くのニュースや医療系のブログで
"心身共に疲れたから"との記載がある中、with coffee ブログ内の過去記事、
『医師の質確保 米国に学べ』 のコメントのところで、"疲れたからではないのでは?"
と、ちょっと反論めいたコメントを出したMadameでしたが、
ご本人のお話によると、やはり
疲れきったわけではなかったようですね。
心身共にお元気そうで、ほんとうに良かったデス^^
「年間1100症例を超える重篤な患者を担当して忙しかったのは確かだが、
仕事は楽しかった」と、過労で退職したわけではないと語るのは、今年3月
国立循環器病センターの心臓血管外科のICUを辞めた今中秀光氏。
□ 2007/06/07 日経メディカル >>> 医師のキャリア >>> 転職
国循退職は忙しさが理由にあらず 見えないキャリアパスに感じた閉塞感
「国循医師一斉退職」の真相
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国循を辞め、阪大の麻酔科を離局し、徳島大にやってきた今中氏は、
「今や、国循でも医師を簡単に集めることはできないということ、
大学医局が医局員の意思を無視して人事を行うことはできなくなっている
ということでもあると思います。」とも語っています。
あくまで米国流の専門分化した医療機関を目指すのか、
それとも術者が術後管理も含めて見ていく“従来型”に転向するのか、
今回の医師退職で選択を迫った形になったといえそうです。
この記事に、"やーご苦労さん!"
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