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無罪判決・・・冷静な分析なのだろうか?


    福島県立大野病院産婦人科事件の判決が無罪ということになりました。
    25枚の傍聴券に788人の傍聴希望者...ですか。ある意味凄いですね。
    そう言えば、多くの医療従事者のブログで現地参加の呼びかけを
    しているのを見かけました。その呼びかけ効果が出ているのであれば、
    時間に余裕のない現場に残る医師では無理でしょうから、現場を立ち去り、
    サボタージュしてしまった医療従事者の方でしょうか...

    「有罪とか無罪とかは関係なく、真実を話してもらいたい」 ・・・ 遺族の弁  

    問題は残るでしょう...といいますか、ここからがはじまりかもしれません。
    医師だけではなく、医療全体に問題が投げかけられるでしょうね。たぶん。
     *こんな時になんですが・・・人気ブログランキングへもお立ち寄りください♪
  
                        

                  Internal Bleeding
   - The Truth Behind America's Terrifying Epidemic of Medical Mistakes -

            
             

  第3章 ジャンボ機墜落 P74-P75 
    医療過誤
     ・糖尿病患者にインシュリンを過剰投与
       (今抗うつ剤の過剰投与も問題になっていますね...)
     ・稚拙な外科テクニックによる子宮全摘出手術直後に起こった出血
     ・妊娠中の超音波診察での微細な異常の見落し

   ケアの質の問題
      ・何年にもわたって医者通いをしている糖尿病患者の
       血糖値を上手く管理しきれず、患者が脳溢血や
       心臓発作を起こす危険性が増す場合
      ・医師が子宮摘出をどの場合に行ない、どの場合に行わないか
       についての最新の知識を身に付けておらず、取る必要のない
       子宮を摘出してしまった場合
      ・医療関係者は何百万人という妊婦が妊娠中のケアを
       受けていない実態を、ケアの質の問題として恥じ入るべきであろう

  第9章 練習は完璧の母 P206-P207
    
       辞めさせられた外科医のインタビューのあと、がくがく振るえながら
       その場を離れたものだ。私は彼らがどんな間違いをしでかしたかを
       聞き出そうと思っていたのに、なんと彼らは自分がいったいどこで
       過ちを犯してしまったのかさえわかっていなかったのだ。
       インタビューを通して、私は新人外科医が優れた医者になれるか、
       藪医者で終わるのかの違いを見極めることができるようになった。
       簡単な二つの質問をすればよいのだ。

       まず、一番目の質問は、
       
       あなたは失敗をしたことがありますか?

       二番目に、

       あなたがやらかしたというその失敗のうちで、
       最もひどい失敗は何ですか? もし、相手が
       「いやぁ、私は失敗したことがありません」とか
       「二度ほど気に入らない結果になったことはあるけれど、
       それは私にはどうにもならないことが原因でそうなったのです。」

       と答えたら、
       外科医希望として最悪だ。最も見込みのあるレジデントたちは、
       こう答えた。

       「私は失敗ばかりしています。昨日、ひどいヘマをやったばかりで・・・・。」

       そしてその失敗について語った。彼らは自分がやったことをあとで逐一
       考え直し、どうすればよかったのかを考えることができるのだ。

                     新たな疫病「医療過誤」 (全576ページ) より

    帯のキャッチコピーより  - 次の犠牲者にならないために -  

    事故は人間の営みそのものだ。焦点はヒューマンファクターと組織。
    これから2つがどのようにからみ合って事故をもたらすかを、
    本書は事例を挙げて実にドラマティックに描き出しつつ、そこから
    何を読み取るべきかを、説得力を持って語っている。 
                                       柳田邦男

    医療事故は誰かひとりの責任追及ではなくならない。臨場感あふれる
    豊富な事例から医療事故の本質がやっとわかる。世界屈指の研究者に
    よる冷静な分析だ。
                                       日野原重明

   - The Truth Behind America's Terrifying Epidemic of Medical Mistakes - 

    医療崩壊―「立ち去り型サボタージュ」とは何か
       の著者小松秀樹氏 (東京大学医学部卒)
    誰が日本の医療を殺すのか―「医療崩壊」の知られざる真実
       の本田宏氏 (福島県出身・弘前大学医学部卒) にも、
    コーヒー片手に、是非とも読んでいただきたいと思っております♪

    それから、今年設立されたばかりの全国医師連盟代表
       の黒川衛氏 (長崎大学医学部卒) にも読んでいただきたいですね^^
                                           8/22追記

    御三人を師と仰ぐ人たちが道に迷わないようにご説明いただけましたら、
    医療界はきっと良い方向に進むものと信じております。  by owner

    ownerが尊敬する、福島県出身で東京大学や現長崎大学の医学部で教鞭を
    とられた癌研究の権威者吉田富三先生が、もし今の時代にご存命でしたら、
    この御三方にどのような忠告を申し上げていたのでしょうか。    
    「癌細胞はこう語った」を拝読すれば察することができるかと思いますが...。
    未来を担う中堅・若手医師達の今後の品性ある行動に期待したいと思います。
                                           8/22追記


                        

              福島県立大野病院産婦人科事件
          争点1
            検察側:無理に胎盤をはく離すれば大量出血は予見可能
            弁護側:判断に誤りはなく大量出血は予見不可能

          争点2
            検察側:女性の死亡は医師の過失→異常死
            弁護側:医師の過失はない→異常死にあたらない

     出産手術で死ぬということは、医療界においては異常ではないのだろうか?
     やはりご自分の身を守るためにも、届出は必要だったのではないでしょうか...

             結夏に、世界の片隅でコーヒーを飲みながらひとり思うのでした☆彡




  ◆サイト内関連記事 8/22 8:30追記

      ・医の目・・・「医師から患者を守る」思想 他(全4)

        ・・・以下2008-08-27追記
        ① 「医師の質確保 米国に学べ」
          何事においても、数もさることながら、質は量より重要である。
          国民にくまなく医療が行き渡るだけの医師確保も重要であるが、
          それにも増して重要なのは医師の質の確保である。医師の粗製
          乱造では意味が無い。 More...

        ② 「医師から患者を守る」 思想
          アメリカの病院は「優れた医療を提供する事」と同時に、
          「いかに医師から患者を守るか」ということをもう一つの使命と
          考えている。これは日本にはまったくない考え方である。  More...

        ③ 「苦い経験を生かして」
          優秀な臨床医は、良い経験の積み重ねから生まれる。
          良い経験は幾多の悪い判断から生まれる。過去の失敗を
          振り返り、将来の糧とすることが重要なことは、
          医療に限ったことではない。 More...

        ④ 「医療費削減がすべてか」
          医療保険制度はどこの国においても、国民の一番の関心事
          である。アメリカの医療費は日本と同様年々増加し、現在では
          国内総生産(GDP)の15%にまで達している。増え続ける
          医療費をどのように削減するかで、この数十年、アメリカは
          試行錯誤を続け、いまだに解決策に至っていない。 More...
       
             Regional Medical Center ANNISTON Dr. Yamamuro


        福島県立大野病院事件、冒頭陳述の要旨(検察側) 2007-01-28

        福島県立大野病院事件、冒頭陳述の要旨(弁護側) 2007-01-28
                    2007-03-04UP 「医師から患者を守る」思想 より再掲載

        2008年8月20日当日配布された「判決要旨」 〔PDF〕  NM online

      ・医療過誤は新たな疫病!? 2008-08-11UP
          ・・・以下2008-08-27追記
          世界最高の医療水準を誇る米国で死因の第5位をしめ、
          先進諸国では国家的な問題とされ、流行病のように蔓延している
          「疫病」である医療過誤を、冷静にまた学術的に高度なレベルを
          保ちながらも、医学の専門用語をできるだけ少なくして、一般読者に
          読みやすい本として書かれています。
            - Amazon 『あらたな疫病「医療過誤」』出版社からの内容紹介 - より引用

      ・『医者が裁かれるとき』 2008-05-24UP
          ・・・以下2008-08-27追記
          正しい答えを引き出すためには、正しい質問をしなければならない。
          正しい診断を下すためには、正しい検査をしなければならない。
          調べるところを間違えたら、患者の疾患を発見することはできない。
          これは、私の専門医研修日(レジデシー)初日に教わったことだ。 -
                         by ハロルド・L・クローアンズ(著者)


      ◇cafe ownerの目  8/22 15:50 UP

        裁判の争点にはなっていないけれど、気になっている点

      同病院は、高度の医療を提供できる第三次救急医療機関の指定を
      受けておらず、特定機能病院の基準も満たしていなかった。また、
      待機用の貯血はなく、輸血が必要な場合は、いわき血液センターに
      ファクスで発注し、約1時間かけて自動車で搬送を受けることになっていた。

      被害者の女性は、前置胎盤の管理目的のため2004年11月22日、
      大野病院に入院した。被告人は、超音波検査の結果から、被害者の
      胎盤は子宮の前壁から後壁にかけて位置し、内子宮口全体を覆っており、
      一部は前回の帝王切開創(きずあと)にかかっていると考えていた。

      このような場合、突然の大量出血が起きる危険があるが、大野病院は
      大量出血した場合の輸血の確保が物理的に困難である。そのため従来、
      前置胎盤患者は、より設備の整った磐城共立病院に転院させるなどして
      きたが、被告人は被害者の帝王切開手術を大野病院において行う旨の
      言動を、大野病院産婦人科職員に対しするようになった。

      同院の助産師は、大野病院での出産は不適切であると助言したが、
      被告人は「なんでそんなこと言うの」などと言い、この助言を聞き入れ
      ようとはしなかった。 助産師が、ほかの産婦人科医の応援を要請した
      方がよいのではないかと申し入れたところ、被告人は問題が生じた場合
      には双葉厚生病院の医師に来てもらうと返答した。

      このほか、被告人は手術前に、福島県立医大産婦人科の先輩医師から、
      同大病院において、前置胎盤・帝王切開既往の妊婦の帝王切開時に
      大量出血を起こして、その処置に困難を来したことを教えられ、大学から
      応援を派遣してもらった方がよいのではないかと言われていたが、
      その場でこれを断った。 
                            - 冒頭陳述の要旨(検察側)より引用 -

      ん~~、このことが彼の無罪を支援する医療従事者のブログではほとんど
      取り上げられていないのは何故なんだろう...謎は深まるばかり



              
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Tracked from Because It's.. at 2008-08-26 06:20
タイトル : 福島県立大野病院事件(下):福島地裁平成20年8月20日..
「福島県立大野病院事件(上):福島地裁平成20年8月20日判決は、「結果回避義務違反なし」として産科医に無罪判決」(2008/08/21 [Thu] 23:59:41)の続きです。今回は、福島地裁平成20年8月20日判決に......more
Commented at 2008-08-22 21:50 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by madame_oco at 2008-08-22 23:56
いつもコメントありがとうございます^^

ご心配の件、よ~くわかります。そうですね...今お使いのハンドルネーム(ニックネーム)をネット(他ブログへのコメント等)やメールアドレスの一部に使っていらっしゃらなければ、基本的には大丈夫だと思います。

もしこれからブログを持たれる予定がおありでしたら、家族の日常や家族の個人情報はできるだけ記載しないことをおススメいたします。なんだかんだ言いましても、公の場(それも日本だけではなく)には違いないので。家族の郵便物の封を切ってはいけないように、家族と言えども同意を得ずに個人の情報を漏らすことになるのでしょうから。
Commented by madame_oco at 2008-08-23 00:06
つづきです・・・
この頃は世界で日本人がいちばんブログ開設数が多いようですが、この辺のリスク管理はまだまだ甘いようです。医療者の方も実はこの辺の脇が甘い方が多く、いつもハラハラしております(笑) 最近はIPアドレスが残るブログがほとんどなので、独自ドメインを持っている職場でしたら、アクセスに気を使われたほうが良いかと思います^^ 

今日はちょっと理由がありましてアクセスが多くなっているのですが、中でも国立大学法人からのアクセスがものすごく多かったのですよ。たぶんご本人たちは自分の足跡にそんな印がついているとは思ってもいないのでしょうね。
医療従事者だからこそリスク管理をしていただきたいと思っているのですが^^;

この場をお借りしまして他の方にもメッセージを伝えさせていただきましたこと、
お許しくださいませm(_ _)m。 では、次回は表でお持ちしておりますネ☆彡
Commented by madame_oco at 2008-08-23 00:36
MEMO・・・本日午後、4つのブログにTB
        m3.com×3、teacup×1
        来場者・・・34 ランキング投票・・・1
        えっ!? 先週のん倍アクセスあったのに
        投票が1ですか...。

ひとり言・・・
   医療者の人たちが幸せ気分になれない理由がわかりましたわぁ。
   鯛焼きの尻尾はくれてやる♪ という心意気がないからだわね。
   人間器が小さくてはいい仕事はできません☆彡。まずは毎日
   ポチッと行ってみましょ♪ ・・・だなんて、言えないし...
   まぁ、数の問題ではないので良しとしましょう。 納得♪
Commented at 2008-08-23 01:13 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by madame_oco at 2008-08-23 22:34
裏口からですね。ぃぇぃぇ大丈夫ですよ、ありがとうございます^^

そうですね、訪問時間くらいは見えると思います。アドレスと言いましてもメールのアドレスではなく、サーバーに属する住所みたいなものでしょうか。例えばOCNと契約されている方はIPアドレスから東京や大阪などの地域が特定できるようです。訪問だけではどこの誰が見に来たかはわかりませんが、1度コメントをいただくと時間とIPアドレスから察することができるかと思います。

はい、大丈夫ですよ♪ 裏口でも表玄関でもお気軽に書き置きくださいませ^^
ランキングへのポチっ♪、催促したみたいでスミマセン^^; とっても嬉しいです☆彡
でも、1日1回しか受理されないので、もう一つはポチ袋(大入り袋)に入れて大切にしまっておきますね。いつもご贔屓いただきありがとうございます♪
Commented by Level3 at 2008-08-24 14:19 x
>ん~~、このことが彼の無罪を支援する医療従事者のブログではほとんど
取り上げられていないのは何故なんだろう

この点についても2年前の時点から,あちこちでも議論されていましたので探せば情報は見付けられると思います.

加藤先生は麻酔科医に麻酔を依頼し,外科医を手術助手としています.また,前置胎盤であったために通常の帝王切開では準備しない輸血用の血液も5単位準備していました.全くノーケアだったのではなく,注意を払っていたのです.結果はその予想は遥かに超えた状態になったため救命できなかったのですが,そこまで予測しろということは酷でしょう.
応援医師の依頼に関しては,事態がが急速に悪化した後ではもう間に合わなかったというのが実際のところでしょう.

加藤先生は本人に他病院に行くように話しましたが,本人が拒否しています.なお,助産師の話が出ていますがこの助産師にどれだけの知識があり,何を考えて転院をすすめたのか不明です.医師と助産師では医学的知識の隔たりが大きすぎますから,この助産師の意見を医師は聞くべきだったなどというコメントはほとんど無意味と言えるでしょう.

お解りいただけたでしょうか?
Commented by Motomu Shimaoka at 2008-08-24 14:26 x
浅葉克己のお話とても参考になりました。
ありがとうございました。
Commented by madame_oco at 2008-08-25 01:02
はじめまして、 Level3さん^^
この度はコメントを書き置きいただき、ありがとうございました。
ご忠告に従い調べてみましたら、お陰さまで心強いサイトを見つけました。
ワタシのような者にでもわかりやすく、きちんと法律に従いご説明されている、
Because It's There というところです。そこにワタシが疑問に思っていた答えがありました^^ 先方の記事で、無罪を支持されている医療従事者の方々が法律を誤解されていることがわかりました。( Level3さんも)

他病院への移動の件は、新聞記事には無いようです。m3.comでの”ウワサ"でしたら論外だと思います。また、上記の助産師と医師との医学的知識の隔たりがあるのでしたら、現場での経験から得た知恵は医師よりあるかもしれませんね^^
知識は持っていても上手く使わなかったら意味がありません。

>何を考えて転院をすすめたのか不明です.
 えっ!?本当にお分かりにならないのですか??

  ”なんと彼らは自分がいったいどこで過ちを犯してしまったのかさえ
   わかっていなかったのだ。”

という上記記事そのままなんですね...絶句 ^^;...違いが解りました。
Commented by madame_oco at 2008-08-25 01:10
Shimaokaさん、こんばんは^^

いつもご丁寧にありがとうございます。
お陰さまで天から護符をいただいたようで、ありが鯛☆彡という気持ちでおります。
また気軽にお立ち寄りください。お気遣いありがとうございましたm(_ _)m
Commented by Level3 at 2008-08-25 06:52 x
>>何を考えて転院をすすめたのか不明です.
> えっ!?本当にお分かりにならないのですか??

すみません,漠然とした不安であるというのなら全く理由になりません.
「医学的な判断」ということであれば医師が行なうべきことです.医学的な判断は残念ながら助産師にはできないですから.
例えば小学生からプロ野球の監督が,「ピッチャーを替えた方がいい」なとど言われたとして,あなたは「それに従うべきだ」などとは言わないでしょう.
医師以上に判断できる根拠が助産師にあったのでしょうか?
通常はまずあり得ないでしょう.違いますでしょうか?
Commented by madame_oco at 2008-08-25 10:05
Level3さん、おはようございます^^
助産師さんは看護師免許と助産師免許の2つの免許を待つ国家資格を持った人なんですよね?
ネット情報は玉石混淆なので、自分で調べてみました。一般の人がよく使う フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』によると・・・助産師が単独で行えるのは、正常な経過の妊娠分娩に関しての助産行為である。正常経過ではない、或いは正常分娩ではない・困難な場合は、医師がかかわる事になっている。従って、個人で助産所を設け助産師としての活動を行っている際に異常を確認した場合、提携の産婦人科医に連絡するなりの措置を行う。・・・となっていました。 助言を聞かずに死なせてしまった今では...
ところでこのlevelのコメントを残されているlevel3さんは医師ではないですよね?
この頃ではモンスターネット医師、ネット弁慶*医師が多いとのことなので...
  *「ネット上では強気の発言を繰り返しているのに、実際に会ってみると(あるいは、現実の生活では)おとなしい人のこと。内弁慶のもじり。」(IT用語辞典)

尚、上記サイト内関連記事も含めこの記事をご覧いただければ幸いと存じます♪
Commented by Level3 at 2008-08-25 12:48 x
私は麻酔科医です.

私のコメントを「スパム」扱いする理由は何なのでしょうか?

もう少し客観的に医師,助産師,看護師免許に必要な医学知識の差を調べられればよいかと思いますが.
それとも医師のコメントなぞ聞けないということでしょうか...
Commented at 2008-08-25 13:14 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented at 2008-08-25 13:15 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by hot cardiologis at 2008-08-25 18:39 x
今回の裁判は故意でない診療行為における診療関連死が有罪か、無罪か、が問われた裁判です。
今回、争点になったのは、まさしくそれだけ。
わたしも、第1回から第14回までの公判記録を全て読ませていただきました。
病院転送や助産師の件での、患者さん側の言い分と、医療側の言い分の行き違いの経緯も公判記録で明らかになっています。
結果として、臨床医学の見地からは無罪であるという判決になりました。

今回の患者さんの症例や、産科における死亡に関しては、専門的な解説が、多くの医療系ブログに書かれています。また、WHO(世界保健機構)や他の医療安全の部局のホームページにも、妊娠・出産の際の死亡のデータや分析が掲載されているので、それをご覧になれば出産時の死亡や、この患者さんの疾患の死亡のリスクは判ります。

こういう事例も含めて、故意でない診療関連死を刑事事件で扱うことは、医療安全にはつながらないと思います。
先進国の医療安全の部局のホームページも詳しく調べましたが、故意でない診療関連死を刑事事件化はしていません。
罪を負わせる文化からの脱却・・英国議会の医療安全に関する報告書のなかの一分です。
Commented by hot cardiologis at 2008-08-25 18:40 x
続き。
この流れのなかで、WHOも音頭をとって、欧米各国が医療安全に取り組んでいます。
調べたことからいえることは、裁判でない、別の形で、専門家(複数の専門医と医療安全の専門家)による、診療関連死の検討がまず第一でしょう。
また、患者さんの補償も診療関連死の検討と並行する形で行われています。
また、医療職の技能に問題があった場合の、再教育のシステムも整備されつつあります。

スウェーデンなどの北欧諸国やニュージーランドは、制度として医療裁判をシャットアウトしています。
刑事にせよ、民事にせよ、診療関連死や有害事象を裁判で裁いても、医療安全にはつながらないという認識です。

日本も、そういう国々から学び取るべきでは、と思います。
わたしも、今回のことや、厚生省の医療安全委員会の件で、おもに先進国(欧米を中心に10カ国以上)の医療安全システムを調べ上げました
Commented by hot cardiologis at 2008-08-25 18:45 x
今回、加藤先生を支援したのは現役バリバリの病院勤務医や一般市民のかたでした。
また、判決に際して、休暇をとって駆けつけたのも現役バリバリの病院勤務医でした。
一般市民からも多くの賛同者が出たことは、きちんと背景を理解したかたが医療者以外にもいる証で、恐らくはインターネットを通じての情報共有が行われたことが原動力だったと思います。
Commented by madame_oco at 2008-08-25 21:11
Level3さん、こんばんは^^
医師の方だったんですね。 前回のお返事の時にも申し上げましたが、
過去記事をご覧いただけたら、このような誤解がなかったのでは?と思いました。

このcafeの最初のお客様は医師の方々でしたし、みなさんとはよく話しましたよ^^こんな稚拙ブログでも、みなさん礼儀正しい方々ばかりで。ですから、今回のように挨拶もなくいきなりコメントがあったので、医師の方ではないのかと思っていました。

Level3さんを「スパム」扱いにするのでしたら、はじめからお返事は書かなかったと思いますし、コメント拒否もアクセス拒否もできる機能が備わっているので、それを使ったと思います。でも、私自身が他ブログで無視をされたり、ゲストの人になじられたり...。今までいろいろ苦い経験をしたものですから、このcafeではそれだけはしたくなかったのです^^; 

Level3さんはきっとまじめで優しい方なのでしょうね。これまでの職場(医療現場)での苦い経験が、卑屈的とも思える言葉になっているのでしょうか?
そんなLevel3さんにはコーヒーブレイクが必要ですね♪ 次回は是非気軽にお立ち寄りください。お待ちしております☆彡
Commented by madame_oco at 2008-08-25 21:32
鍵コメさん、こんばんは^^

そうですね、使命を知るというのはとても重要なことだと思います。
それから...のところも共感いたします。まったくその通りだと思います。
つづき...のところですが、いえいえそんなことはないと思います。
ワタシも素人ですから。^^;・・・ただ、この頃の病院のコンビニ化問題もそうなんですが、医師の方々がTVやマスコミで呼びかけた「何かあったら自分で判断せずにすぐに医者にかかりましょう(病院へ行きましょう)」というコメントの功罪ともいえるのではないかと、個人的には考えています。ですから、記事中にある例、「妊婦が妊娠中のケアを受けていない実態を、ケアの質の問題として恥じ入るべきであろう」というのも、頷けるのですよ^^;

2枠使いのコメンを書き置きいただい、ありがとうございました☆彡
Commented by madame_oco at 2008-08-25 23:26
hot cardiologis(・・・cardiologistではないのでしょうか?)さん、こんばんは^^
熱いコメントを書き置きいただき、ありがとうございました。

ん~^^;、皆さんの原動力がどんなに凄いのか、ちょっとわかったような気もしますが、残念ながら挨拶なし、リンクなしの自称お医者さんでは信用のしようがありませんし、このように一般的な常識を欠いた行動は医師としてどうなのでしょうか?
まずはその重~い鎧を脱いで音楽を聴きながらcafeでお寛ぎください^^ 

折角お時間を割いてお寄りいただいたのですから、是非上記記事にあるサイト内関連記事 ”医師の目”と TOPにある ”with coffee 営業中♪” をクリックして、公開されている記事もお読みになってからお帰りください。また、右サイドバーカテゴリにある心臓外科医 榊原仟先生の ”医の心” を読まれてからこちらにお戻りくださいませネ^^

このcafeのCREDO(信条)は、「肩書きをとっても本物であれ」となっております。
以後ご承知おきいただけましたら幸いと存じます。m(_ _)m
Commented by hot cardiologis at 2008-08-25 23:26 x
madame_ocoさま、コメントの返信ありがとうございました。
m3のブログで知りました。
始めてなのに長々と書き込んで、申し訳ありませんでした。
hot cardiologistですが、ここではhot cardiologisにしちゃいました(笑)、

医師の名前も写真も2年半以上前の逮捕時にテレビや新聞に出てしまったので、今更と言う気がします。
わたしは、直接は加藤先生の支援活動には加わりませんでしたが(周産期医療の崩壊を守る会、が主に支援活動を行っていました)、資料提供や署名などをさせて頂きました。

さてご紹介の榊原先生ですが、私は循環器内科医なので名前は存じ上げております。
ただし、尊敬できるタイプの人ではありません。というか、日本人の医師で目標になりたい人がいません。だから、せっかく推薦していただいても、リンクをお読みすることはありません(申し訳ないですが)
海外に尊敬できる医師はいるのですが、小児循環器内科医のヘレン・タウジック医師(女医)です。ファロー四徴症の手術を考案されたかたで、苦難を乗り越えてきた女医さんです。
Commented by hot cardiologis at 2008-08-25 23:36 x
madame_ocoさま、続きです。
今は病院勤務の傍ら、独学で海外の医療安全のシステムを勉強中です。
かなり調べました。
WHOのPatient Safetyのホームページや英国の国家医療安全局のホームページ、などリンクも豊富で勉強になりました。
今後、日本にも医療安全委員会が設置されるようなので、お役に立てればと思っています。

この裁判は、遺族のかたのちょっと複雑な要因もあって(事情通は知っています)、ひとくちの遺族の声と言っても解釈が難しい点があります(それ以上は、プライバシーになります)。

この事件(大野病院)では、医療者側はかなり熱くなっていますから、ブログのコメント欄でも強烈な書き込みを見受けます。
わたしは、医療安全にからめてコメントするようにしています。

数年前にベネルクスの某国の大学病院の心臓病センターに臨床留学していましたが、医者を含めたスタッフの多さとそれぞれが専門分野に打ち込める状況にあったのを見て、日本のそれと較べて愕然とした記憶があります。
医療スタッフの多いことも医療安全には大事なんですが、やはり医療に割く国の予算の少なさが問題ですね。


Commented by madame_oco at 2008-08-25 23:47
hot cardiologisさん、わぁっ、びっくりしてしまいました。なるほど、そういうことだったのですね^^

いえいえ、こちらこそ。今ちょっと書き過ぎてしまったかしら?(悩)・・・と思い、ちょっとコメントを手直ししていたところでしのでビックリしました(大汗)。

今回の事件は被害者遺族がこの裁判を起こしたわけではないので、民事訴訟になっていたらもっと泥沼化していたのではないかと思いますがいかがでしょう?

環器内科医なのですね...それで心臓外科医がお嫌いとか?(笑) 榊原先生ですが、お名前を知っている程度ということでしたら是非この機会にお読みになってみてください。噂で聞いていた人物像が覆ってしまうかもしれませんよ。以前、海外で研修をされているという心臓外科医の方も先生を存じ上げなくて、ココではじめて読まれた時の感想を書かれています。 拘りは大切ですが、囚われないことも大切かと^^
私も小児循環器内科医のヘレン・タウジック医師をちょっと勉強をしてみますね。

hot cardiologisさん、再度コメントを書き置きいただきありがとうございました☆彡
また気軽にお立ち寄りください。お待ちしております^^
Commented at 2008-08-25 23:56 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by madame_oco at 2008-08-26 00:20
途中だったのですね、すみません^^; OCOと呼んでくださって結構ですよ^^

そうでしたか、m3からいらっしゃったのですね。(大汗) あちらではと~っても苦い思い出があります。一般人の私が自称医師の方々にボコボコに叩かれました。そんなに叩かれるようなことは言っていないのに、です。その時には”医師不信”にもなりかけましたが、cafeに来てくださる一般の方や医師の方々がいたので、今こうして”医師不信”にならず済んでおります。ですから、今日も危ないところでした(笑)なので、cafeに来てくださる方の心をあまり動揺させたくなかったので、いろいろとコメントには苦労いたしました^^;

独学で海外の医療安全のシステムを勉強中なのですね。
いろいろご苦労があったのではないかと心中お察しいたします。これからもいろいろとご苦労はあるかと思いますが、やり甲斐はありそうですね。

またいろいろな情報を教えてください。こちらこそお付き合いをさせてしまいまして、スミマセン^^; 次もコーヒー片手にお気軽にお立ち寄りください☆彡

あっ...記載がありません、何処へ... 後ほどお持ちしております^^
Commented by madame_oco at 2008-08-26 01:14
MEMO・・・本日来場者・・・107(4日で187) ランキング50位!?・・・♪
       ”やったぁー” ←HEROS マシ・オカ氏のセリフより
       お陰様で、先週79位からジワリジワリと最浮上。
       ポチっといただきありがとうございました☆彡
      
       あと20人程の後押しがあれば25位に行けそうです。
       数は重要じゃない!と言っておきながら、スミマセン^^;
       やはり疲れが吹っ飛びます=3(←オナラじゃありません)

       今日はどんなことになるか、ドキドキ・ハラハラしました。
       結果的にはなかなか良い1日になったことをここに記して
       おこうと思います。みなさんもお疲れさまでした。
       それではどなたさまも おやすみなさぃ Zzz
Commented by 春霞 at 2008-08-26 07:12 x
はじめまして、TBありがとうございます。

福島地裁判決(大野病院事件)について、純粋に法律的な観点で検討してみました。業務上過失致死罪、医師法21条という法律が適用されるか否かという裁判なのですから、当然のことだと、私は思っています。

ですが、ネット上の議論を見る限り、大野病院事件全般にわたって、十分に調べた上で法律論的な分析をされる方が少ないように思えます。医療界側が熱くなるのは分かりますが、法律界側は「冷静な分析」を行って、市民に理解を求めていくことが必要なんだろうと思います。


>やはりご自分の身を守るためにも、届出は必要だったのではないでしょうか

同感です。福島地裁判決は届出不要としたので、弁護側は喜んだはずですが、素直に理解すれば福島地裁判決の判断は、(エントリで触れたように)最高裁判例と整合性を欠くので、かなりまずいと思いますけどね。
Commented at 2008-08-26 12:06 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by madame_OCO at 2008-08-27 00:19 x
お返事まだの方々へ…
コメントをいただきありがとうございます♪
すみませんが、もうしばらく待っててくださいね(^^ゞ
Commented by madame_oco at 2008-08-28 23:14
またまた、すみません。本日コメント書こうと思ったのですが、
豪雨&雷がひどくなってきたので電源OFFして退避します。
ほんとうに申し訳ありませ~んm(_ _)m
ギャーーーー近くに落ちたーーーーー! では、
Commented by madame_oco at 2008-08-30 00:29
春霞さん、はじめまして^^
こちらこそTBを受け付けていただき、ありがとうございました。

この件は1年前よりずっと気になっておりましたが、どうにも医療従事者のブログではみなさんあまりにも感情的になっていて「冷静さ」を欠いた議論ばかりなので、生業でのご判断(診察等)は「大丈夫なのかしら?」と不安をつのらせた国民も少なくないのでは?と思いました。ですから、法律界側の「冷静な分析」を望んでいる国民も多いと考えます。これ以上医療過誤で苦しむ人達が増えないよう、安全管理システムに力を注いでいただきたいですね^^

届出の件は、自分たちの置かれている立場や今叫ばれているリスク管理を思えば、当たり前に出てきても良い行動だと考えますが、やはり一般社会人とはちょっと感覚が違うのでしょうか?だとしたら、患者さんやブログでの揉め事が増えるのも当たり前なのかもしれませんね。ということは、これからも医療過誤は増えてきそうですね。^^;

春霞さん、お忙しいところわざわざコメントを書き置きいただき、またTBをいただきありがとうございました。感謝申し上げます☆彡
Commented by madame_oco at 2008-08-30 00:49
鍵コメさん、こんばんは^^

はい、そのようですね。しっかり足跡残っていました。

一緒にハラハラ・ドキドキしてくださったのですね、ありがとうございます♪
心配をお掛けしてしまいましたね、スミマセン^^; 

はい、そうなんです^^ 本当にありが鯛☆彡こととみなさんに感謝しております。

活躍などはしていませんが...徘徊.ぃぇ.出前(?)はよくしております(笑)
それよりもですね(汗)...残っていた足跡を見てちょっと驚いております(@_@;)

アチラもさることながら、コチラにも興味を持っていただけて、とっても嬉しいです。
いつもポニョっとありがとうございます☆彡 あぁそうでしたぁーーー!
もし何かございましたらご連絡先を残していってください。それでは、また(^o^)/~
Commented by madame_oco at 2008-08-30 23:43
hot cardiologisさんへ
  この本-Internal Bleeding-新たな疫病『医療過誤』-に
  書かれている内容が、一般の方や医療に従事している方人にも
  有益な情報かどうか、また信憑性があるのかどうか、
  臨床医のお立場で話していただけましたら、より良い情報(宝)を
  皆で共有できると思うのですが、いかがでしょう^^
  コメントをお待ちしております。

  ご連絡がとれないので、このような訴え(?・・・笑)をさせていただきましたこと、
  どうぞお許しくださいませ。^^; 

  *通りすがりの方でもかまいません、どこかでhot cardiologis(t)さんを
  見かけましたら、どうぞご本人にお伝えくださいませ。m(_ _)m       
  
Commented by madame_oco at 2008-09-04 22:58
  ・・・☆ご来店 ありがとうございます☆・・・

  この旅...ぃぇ...この度は、はるばる
  各方面よりお寄りいただきありがとうございます。

  この本を読んだ感想または医療に関してのことなど、
  皆さんと共有できる情報がありましたら是非書き残し
  ていってください。 このcafeでの出来事があなたの
  ブログ(人生)の1ページとなりますように... 
   -with coffee 営業中! owner より-  


Commented by madame_oco at 2008-09-17 12:30
MEMO・・・帝王切開訴訟で無罪判決になった産婦人科医の加藤氏が、
       民間の会津中央病院に10月中旬から勤務を再開する旨、
       平岩敬一弁護団長により16日に発表があったようです。
       県職員を辞職しての再出発とのこと。公務員的な甘えは
       許されませんでしょうから、大変かもしれませんね。
       今回のピンチをチャンスと捉え、どうぞ仕事にお励みください。
       そして、まだ言えないでいることをいつか語ってくださる日を
       心よりお待ちてしておりますね。上から目線で失礼いたしました。      

       この勤務先の病院のことは、偶然にも昨年9月の記事で
       取り上げていたのでご興味のある方はご覧になってみてください。

        ・駅で外来受診受付 (僻地医療の愛ディア)
            http://withcoffee.exblog.jp/6072374/

       このページへアクセスされている方もまだ 多いようなのですが、
       ランキング198位 週間拍手ゼロ。これも残しておこうと思います^^;
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